つれづれさくら

溢れる宇宙の端っこに指先を浸して

自分探しの最後の答えは、いつも自分の中

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いろんな人とお話をしていて思います。

この人はどんな生活をして、どんなことを考えて、どんなことを経験して、

今この人になってるんだろうって。

 

強く生きてる人も、立ち止まってる人も、今を楽しむに徹する人も

どれが正解とかなくて、それぞれの正義と理想の姿と、

正当化した何かと、繊細で敏感な心と、いろんなものを持ち合わせて、

山あり谷ありの人生を現在進行形で歩んでる。

  

 

 自分ってものが何かわからなくなって、

何しててもなんか違う、そうじゃないってぐるぐるしてしまう時間って

誰しも通るのだろうと思うのだけど、

自分探しの旅に出て、それでどこかで自分が見つかるなら私はみんなを旅に出すよ。

 

今まで数え切れないほどの選択をして、

言い表せないほど考えたことや感じたことがあって、

秒針が進むその瞬間にも何かを学び得てるなら、

 

その答えは、その瞬間に存在してる自分以外の何者でもないんだよ

どこに探しに行っても、そこにいる自分以外に、

自分はいない。

 

なら、何を大事にしたらいいだろう。

 

 

私が高校生の時に綴った、櫻子ワールドの一部を

そのままお見せします。

少し長いですが、私の根幹に近いところに間違いなく在る考え方だから。

 

誰かの心に何かしらの光が差すことを願って。

 

 

 

 

涙は隠すものだと思っていたんだよ

 

いつのまにか声をあげずに泣くことを覚えたね

隠れて、ただノートに向かって

ひたすら紙を歪ませて

 

自分一人になれるところが必要だった

自分が思ってるほど全てを晒してはいなかった

 

私わりと表に出てると思ってたけど

それなら表に出てない人たちは

どれ程のものを内側に抱え込んでいるんだろう

 

どんなことを経験して、どんな時間を過ごして、

どんなことを考えて、どんなことを理想にして生きてきたか

 

私はあなたのそれを全ては知らない

ほんの、ほんの一部だけ

一緒に過ごした時間の分だけ、

お話をした時間だけ

あなたの世界に、指先だけ浸すような

ほんとにそれくらい

 

 

なのに、人はどうしたって、じぶんが触れたその部分からでしか

人を判断できないのよね

 

自分のことだって

自分の世界だって、わかっちゃいないのに

その事実を忘れてしまったら

人生きっとずっと狭い世界で生きることになると

 

 

だから私は

人のこと嫌いって言わないよ

苦手な人はきっと、苦手なとこだけ見てるからそうなだけ

話したらすごく面白いかもしれないからね

 

でもね思うんだ

こうやってても、私は無意識のうちに、自分がそうだと思う見方で考えてる

広い世界を見たいと思って、

きっととても近くにある大事なものを見逃してしまう

 

私しか気付いてないものを大切にしたい気持ちと

私じゃない誰かが気付いて大事にしてるものと

 

ほらね、見えるもの見えないもの

本当の世界はもっともっと広いのに

誰一人本当の姿を見ていない

 

 

ああ

見たい、観たい、聞きたい、聴きたい

知りたい、触れたい

 

やわいもの、かたいもの、もろいもの、丈夫なもの

まるいもの、四角いもの、棘のあるもの、形のないもの

 

 

私っていう絶えず変化し続けるものを

私たらしめるもの

 

 

自分はここにしかいないから、

自分探しをしても、その事実に気付くまで見つからない

なんていったって

もしかしたら私は、

ただ時間の流れに身を任せ、

物質がくっついたり離れたりするうちの

ほんのひと時の副産物で

もしかしなくとも本当は

簡単になくなるくらい儚くて

どうしようもなく無力で

焼いたら灰になるし、茹でたらぶよぶよした塊になるのに

 

それなのに何かに向かって生きようとするの

何に向かおうかと迷って

うまく進めなくて惑って

時に慎重になりすぎて一歩を踏み出せず

時に向こう見ずにも飛び出して

後悔しても挫折しても失望しても

結局また、上を向いて

前に向かって

進もう進もうと

 

なんでだろうね

なんでなんでって

 

 

だけどいつだって

自分が納得できる選択をかさねよう

どうしようもない時は最適解を探すことを怠けないで

周りの環境には影響されていい

それなりに柔らかい、適応能力とともに

だけど周りに影響を与えられるくらいに自分をもって

自分が動けないのを環境のせいにするくらいなら

自分が働きかけて変えればいい

どこでもいつでも学べるものがあるから

置かれた場所を否定する前に

いろんなものに触れて、聴いて

自分のものにしていこう

判断材料が増えるだろう

次はもっといい選択ができる

 

上手くやろうとすると空回るから

ほどほどに

嫌いな自分に出会った時は変わるチャンスって言うけれど

そのまま一回素直に受け止めよう

受け入れるのは少しずつでいい

目を逸らさないこと

どんなに苦手な人にも良いところはあるし

どんなに好きな人にも苦手なところはあるでしょう

同じ。自分もきっとそうだから

自分のこともそう、他人のこともそう

素敵なところも苦手なところも

全部まとめて愛せるくらい

広い心を持とう

 

ぐるぐる迷路にはまったら

一回立ち止まってゴールを想像しよう

首を伸ばして周りを見てみよう

複雑にしてるのは自分かも

一方通行じゃないからね、戻ったっていい

すぐ近くにゴールがあるかもしれないし

遠すぎてわかんないなら見えるあたりにつくっちゃえばいい

前も上も右も左も分からないくらい行き詰まったら

そのときは美味しいものを食べていったん眠ろう

それからそこがスタートだと思ってふみだせばいい

 

真っ暗闇を手探りで進む時

先に足をつける場所があるかわからない時

怖いと思わないで

道ができるのはいつだって何かが通った後なんだから

自分が道を作ることを楽しんでしまおう

後で懐中電灯でも電気のスイッチでも見つけた時に

自分の来た方向を照らしてみればいい

明かりをつけてみればいい

そしたら確かに、自分の歩んだ跡はそこにあるんだから

それが思ってたのと違う道でも

思ったより進めてなくても

他の人の足跡がたくさんでも

そうやって振り返る時には自分にひと言

よく頑張ってるよって、そう言うだけでいい

 

 

自分が思ってるほど

自分は優しくないのかもしれない

自分を認めてくれる人たち

支えてくれる人たち

意識しないとあっという間に当たり前に変換してしまう頭なら

いつまでも騙し続けよう

いつもありがとうって感謝をしよう

たまにはそれを伝えよう

言葉で、行動で、きちんと相手に届けよう

この時はもう、自分のことは抜きだよ

お返しとかしてあげてるなんて思わないこと

心から想えば、自ずからできるはず

 

自分の行動に責任をもとう

おすもひくも

選ぶも先に延ばすも

避けるも戦うも

もちろん全ては自分次第

たまに散歩にでも出て

全く違うものに目を向けたりして

そしたらやるべきこととかやりたいこととか

見つけておいたりしてね

やりたいこと、やるべきこと

時間の使い方を考えて

選択の結果は誰のせいにもできないし

逆に言えば自分で全部決められるんだから

 

ここ一番の大勝負なら

最後はもう、なんとかなる精神だ

なんとかなるって

それまでの自分を信じること

そうしていれば

最後にどうなっても

失敗と呼ばない限りそれは失敗じゃない

成功への手がかりとでも言っておけばいい

そうやって進んでいれば

後悔しないから

 

もう

人間だからとか人間らしいとか

いいから

自分が正しいと思うように

歩こう

私はこうやって生きてる

 

今確かに存在している自分を生きてる

それだけでいいじゃん

記憶っていう形の無い不思議なものが

過去から未来まで

私であったらしい、または私はなのであろう物体を繋いでくれるから

 

今一生懸命になることが

力を抜くことが

勉強することが

遊ぶことが

そうして繋がるなら、そうしない理由がないだろう

 

 

ああ尽きない

尽きないよ

 

 

 

 

思考は尽きず、ただ深く深く。

今日も感謝。