つれづれさくら

溢れる宇宙の端っこに指先を浸して

優しさと当たり前

 

f:id:sakura-610:20180218203323j:image

 

一番大切なものは目に見えない
そう言った王子様は
きっと何か大切なものを教えてくれたのに
私はそれを掴むことができない

 

それはもしかしたら
私の心の何処かにちゃんとあって
ほんとは持ってると確かめられないのに
知らないうちにそれを心の拠り所にしているのかもしれない

 


いつのまにか当たり前になって
優しさとか思いやりとか
気が付いたら一番大事にしたいはずの人から
それはずっと遠ざかっている

 

わかってるよね、私があなたを想ってること
それで全てが通じるなら
優しさも思いやりも要らないと思う?
そんな淋しい世界には生きたくないのに
それを知らない誰かに向けることを優先してないかな

 

 

相手に求めすぎちゃだめだよ、
疲れちゃうからね
大人でいてほしいって言ったって
子供になりたいときもあるだろう

私のすべてを受け入れてなんて言わないから。
そういったって、どこかで何かを期待して
求めてることを考えてごらんよ

 

それはきっと相手もおなじで
ついでに言えば私だって
全て相手の期待通りになんて動けない
相手の全部を受け入れようなんて
それもまた無茶なことだろう

 

 

私たちは本当に
いつのまにか一番大事にしたいはずの人に
優しくすることを忘れて
ほんとはどうでもいいかもしれない人への礼儀を
優先させてしまう

 

大事にしたい人なのに
大事にできてない自分を見つけて

昔ならもしかしたら
もっと優しくできていたことを思い出して

 

何が変わったのかな
関係が変わって距離が変わって
想いは変わらないのに優しさは変わってしまうの?

 


この関係が
あなたがいることが
出会ったことが
当たり前じゃないと、頭のどこかでわかっていても

日々繰り広げられるたくさんの偶然に
出逢いに、翻弄されてしまう


得たものを
一線をこえたものを
「普通」にしてしまって
一緒にいてくれることを
仲良くしてくれること、支えてくれることを
「当たり前」にしてしまって

新しい出会いを大事にするなとは言わないよ
だけど本当に大切にしたいと思ったら
自らできないかしら

そんなすべてに気を使っていたら疲れちゃうって
それを「気を使う」とか言わなくていいくらい
想いが素直に行動にならないかしら


なるんじゃないかな

 

優しい人ね、って
その言葉がどんな私を見てるのか
私にはわからない
だけどそれならいつだって
あなたにとってそういう私でいられたら
私も嬉しいと思うんだ


大切なことってなんだと思う?
真心とか思いやりの心とか
そういうことだろうか
違うかもしれないな


だけどね
それは目に見えなくても
きっとあたたかくてやさしいものなんじゃないかと
思うんだよ

 

自分探しの最後の答えは、いつも自分の中

f:id:sakura-610:20180203233120j:plain


いろんな人とお話をしていて思います。

この人はどんな生活をして、どんなことを考えて、どんなことを経験して、

今この人になってるんだろうって。

 

強く生きてる人も、立ち止まってる人も、今を楽しむに徹する人も

どれが正解とかなくて、それぞれの正義と理想の姿と、

正当化した何かと、繊細で敏感な心と、いろんなものを持ち合わせて、

山あり谷ありの人生を現在進行形で歩んでる。

  

 

 自分ってものが何かわからなくなって、

何しててもなんか違う、そうじゃないってぐるぐるしてしまう時間って

誰しも通るのだろうと思うのだけど、

自分探しの旅に出て、それでどこかで自分が見つかるなら私はみんなを旅に出すよ。

 

今まで数え切れないほどの選択をして、

言い表せないほど考えたことや感じたことがあって、

秒針が進むその瞬間にも何かを学び得てるなら、

 

その答えは、その瞬間に存在してる自分以外の何者でもないんだよ

どこに探しに行っても、そこにいる自分以外に、

自分はいない。

 

なら、何を大事にしたらいいだろう。

 

 

私が高校生の時に綴った、櫻子ワールドの一部を

そのままお見せします。

少し長いですが、私の根幹に近いところに間違いなく在る考え方だから。

 

誰かの心に何かしらの光が差すことを願って。

 

続きを読む

人の形をした宇宙のお話

はじめまして。

 

徒然なるままに、私のひとりごとを述べようかと思い、ここに至りました。

さくらこです。

とても人様に見せられるようなものではないと、ひた隠しにしてきた数年分のひとりごとですが、今の自分はその当時の自分ではないわけで、

どうしたって現在の自分の見方でしか、この文章を読み感じることはできないということ、またこれを読んでくれた方がもっと発信したらいいと言って下さったことをきっかけに、

少しずつですが、私の世界をこの場で展開しようと思います。

 

f:id:sakura-610:20180120024019j:plain

 

日頃の小さな心の変化、感情が揺れる瞬間を捉えたもの、

この世界はそういう小さな小さな感情の揺れの集合で成立しているとさえ思う。

だからこそ私はそういうものを大切にしていきたいし、多くの人に考えて欲しいのです。

 

自分ってなんだろうとか、何がしたいんだろうとか、悩み惑う時も、

人間関係がうまくいかないとか、忙しすぎておかしくなりそうとか、癒しが欲しくなる時も、

もちろん喜びや悲しみ、嬉しい楽しいから辛い苦しいまで、様々な感情と生きていくなら、

自分が大切にしたい瞬間、心が揺れ動いたその瞬間を感じ考えることのできる時間をもっと大事にしていいと思う。

 

 

何か困った時は、夜中に一人で外に出て、お月様とお話したらいい。

きっと思っているよりずっと優しく、あなたの心に応えてくれるから。

 

 

 

さて、あとは私の人間観を述べさせてもらおうと思います。

さくらこがどんな人間なのか、何かしら感じてもらえることがあったら嬉しい限りです。

 

 

*人の形をした宇宙のお話*

私は人間というのは、人の形をした宇宙だと思っています。

 

未知の部分が多すぎて、わかっているのがどのくらいなのかもわからない。

そんなもの。簡単に言えばジョハリの窓の未知の窓が広すぎるよねと、そういうこと。

よく考えれば当たり前で、だけど忘れがちなことじゃないかと思うのです。

 

だから目の前の人と話す時私は、

目の前の人の宇宙にそっと指先を浸すくらい、

それくらいの関わりで、その人を感じようとするし大事にしようとするし、愛そうとするんだと考える。もちろん評価したり、選んだりもするし、わかってもらおうともする。

 

それがやっぱり、人間らしいと思うところで、面白いとも切ないとも思う。

 

宇宙は、雄大でとてつもないエネルギーと可能性を秘めていて

かつ未知でゾクゾクする、大きな大きな存在。そして時々怖い。

でもそう考えると、少しだけ、優しくなれる気がするんです。

 

 

だって、そんな宇宙が、自分の出会える人のうちで、一体いくつあると?

宇宙が何千も何万も何億とあるって考えたら、

私っていう人間はなんてちっぽけな存在なんだろうって、

 

だけど私の中で広がり続ける無限の宇宙と、誰かの中で広がり続ける宇宙と、

そこに秘められたエネルギーとエネルギー、宇宙と宇宙が関わるだけで、

今までどのくらい世界が変わってきて、これから変わっていくんだろうって考えたら、ワクワクもする。

 

全てが宇宙の大原則で説明できるって、こういうこともあるんじゃないかと、

そう思うんです。

 

 

広く楽観的に前向きに、かつ丁寧に優しく真摯に捉えること、

人が好き、本が好き、散歩が好き、そこから広がる世界を大切に、

そんな私の、宇宙を少しだけ、ご覧いただければと思うのです。